2008年1月7日(月)
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よくある質問「スキンケア」

●医師が処方するスキンケア製品は特別なのですか?
化粧品はそもそも穏やかな作用に限定されているものですから、スキンケア製品として見た場合限度があります。例えばグリコール酸などを例にとってみても、医師が処方するものであればpH調整された物が入っています。その他にも、同じビタミンA類の中でも例えばより強力なレティンA、ビタミンCの中でもより強力なプロビタミンCといった有効性が高い成分が含まれています。従ってその作用には大きな差が出てしまうことになります。これらの物質は“2年以上の保存”を義務づけられた化粧品としては一般的には不向きです。一方医師の処方するスキンケア製品では“冷暗所での保存”や“期限”等の制約が付きます。

●私ドライスキンというか敏感肌で困っているのですが・・・
まず、あなたの皮膚は果たして健康かという問題があります。病気ではないにしても不健康な肌の場合、あらゆる物質に対して過敏な反応を示すことでしょう。アトピ−性とは言えないまでも、それに近い状態かも知れません。“アレルギー”、これは皮膚がもつひとつの防御反応でもありますが、もし本当に化粧品にかぶれた場合などはそれは“接触性皮膚炎”という皮膚の病気にかかっている訳ですから、迷わず医師に相談されるのが良いと思います。
また、ニキビに関しても最近にこれを治すことができるようになりました。

●スキンケアとは?
お肌の手入れといった意味のスキンケアは、主に化粧品を通じクレンジングから保湿に至るまで多くの方が日常的に行われていることだと思います。このような一般的なお肌のお手入れに加え、よりよい皮膚を獲得するために新陳代謝ターンオーバーを促進し、真皮の造成をはかっていくような言わばメディカル的なスキンケアも今では広く用いられるようになってきました。このようなレベルのスキンケアにおいてはトレチノインやプロビタミンCといったいろいろなビタミンの誘導体が用いられます。そしてこれらの方法は基本的に医師の指導のもとにホームケアなどを含め施行されています。

●ピーリングとは何ですか?
ケミカルピーリングやレーザーピーリングはどちらもあなたの皮膚をリフレッシュするための手段として用いられています。同様の効果のあるものには皮膚擦過術などがあります。ケミカルピーリングではグリコール酸、乳酸、フルーツ酸やTCA、サルチル酸などの酸を用い、レーザーピーリングではエルビウムレーザーや炭酸ガスレーザーが用いられます。
 1. 超浅い(Micro)ピーリング
 2. 浅い(Superficial)ピーリング
 3. 中等度(Medium)ピーリング
 4. 深い(Deep)ピーリング
の4段階に区分されています。ピーリングの程度はごく表面的なピーリングを行う超浅い(Micro)ピーリングから、かなり皮膚の深い所までピーリングする深い(Deep)ピーリングまで大体4段階にまで分かれていますが、日本人の皮膚では第4段階の深い(Deep)ピーリングを行うことはできませんので、具体的には超浅い(Micro)ピーリング、 浅い(Superficial)ピーリング、 中等度(Medium)ピーリングの3段階があることになります。第2段階の浅い(Superficial)ピーリングでは皮膚は新鮮になり、クリーンに見えるようになる効果を持ちますし、顔のシワや老人性色素斑などにも効果を発揮することになります。ピーリングで気をつけなければならないのは、ピーリングは一定水準に保たれているスキンケアプログラムのひとつであり、単独では効果が出にくく、ピーリングは深ければ深い(Deep)ほど副作用(色素沈着や瘢痕など)が起こる可能性が高い点です。これらの点についてはあなたの先生とよく相談し、納得してからそれらの施術を受けるようにして下さい。また、いろいろな情報が乱れ飛んでいる部分でもありますので、さらに詳しいことをご覧になりたい場合はピーリングの各段階について期待していることや、術後の経過などについては”ピーリングについて”をお読み下さい。

●これらの手術はフェイスリフトの代わりになるのですか?
ピーリングは皮膚に対する処置で、あくまでもその改善は皮膚の中にとどまります。そしてフェイスリフトの項でもお話しているように、具体的に余ったり垂れ下がっている顔面の軟部組織の構造を引き上げたりする力をピーリングが持っている訳ではありません。全体として考えればピーリングでフェイスリフトの代わりをすることもできないし、逆にフェイスリフトでピーリングの代用をすることも叶わないことです。

●どのようなピーリングが私にあっているのですか?
あなたの希望やあなたの期待するゴール等について率直にお話下さい。あなたの先生はそれぞれのピーリングにおけるあなたの皮膚の状態などを勘案しながらどの程度のことが必要かお話下さるはずです。

●ピーリングに麻酔は必要ですか?
超浅い(Micro)ピーリングや浅い(Superficial)ピーリングレベルであれば、痛みはごく軽微ですから特別な鎮痛あるいは麻酔等は不必要です。ケミカルピーリングは上向きに寝た状態で顔面にピーリング剤を塗布し5〜10分おきます。その後冷却し、終わります。これらの処置は多くの場合スキンケアプログラムの一部として行われるものだということをご理解ください。
中等度(Medium)以上のケミカルピーリングまたはレーザーピーリング等を用いる場合には、何らかの麻酔が必要になります。多くは鎮痛効果のある薬剤を注射するか、もしくは浅い静脈麻酔などを併用しながら行うことが普通です。

●入院する必要はあるのですか?
超浅い(Micro)ピーリングや浅い(Superficial)ピーリングではその必要はありません。とくに超浅い(Micro)ピーリングは翌日から化粧ができる状態だと思ってください。他のものについては浅い(Superficial)あるいはケミカルな中等度(Medium)ピーリング、もしくはレーザーピーリングのある程度の深さのものを行った場合には、少なくとも数時間院内にとどまる必要があり、数日入院される方もいます。

●どのようなリスクが考えられるのですか?
浅い(Superficial)ピーリングにおいてはまず問題は起こらないのが普通ですが、時には紅斑がしばらくの間おこります。ただ、深い(Deep)ピーリングはそれなりの効果を示す一方リスクとして色素沈着が生じる可能性があります。細菌やウィルスの感染も考えられ、通常これらに対して術前後に投薬あるいは処置が必要になります。

●いつ頃正常の生活に返れるのですか?
超浅い(Micro)ピーリングでは施行直後から、浅い(Superficial)ピーリングは3〜4日後、中等度(Medium)ピーリング以上では一週間から2週間、用いる酸によっては一ヶ月ほどのDown Timeを必要としています。深い(Deep)ピーリングであればあるほど効果は上がる一方、Down Timeは長くなる傾向にあります。
日本人に実際に施行可能なケミカルピーリングは超浅い(Micro)ピーリング、浅い(Superficial)ピーリング、中等度(Medium)ピーリングの3つです。ピーリングそのものとしては第4段階としてフェノールを用いたピーリングがありますが、日本人には不向きでしょう。CO2レーザーを用いた深達性の高いピーリング方法では、CO2ウルトラパルスと呼ばれるものであれば、熟達者は良い結果を残していますが、これらは白人でしかも大変皮膚の色の白い方に限って用いることが出来るとお考え下さい。


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